企画趣旨

前回のシンポジウムで提言のあった「救急業務の高度化が進む反面、Professional Autonomyの観点からBasic(基本手技)を再認識すること」をコンセプトに、救急救命士制度誕生20年の節目にあたる本シンポジウムでは、『救急隊員を含むすべての消防職員』が、強固で質の高い基本手技を維持しつつ、基本手技の重要性を再認識することが必要不可欠であり、BLSを“匠”の領域に昇華させるためには、どういうことが必要なのかを科学的な解析を加えて提示する「スキルトレーニングⅠ」を行う。