平成26年度 高度化委託研究募集テーマ
平成26年度高度化委託研究課題は、以下のテーマに沿うものを募集いたします。
  研究テーマ 具体例
【病院前救護に関する教育体制】
処置範囲の拡大等、救急業務の高度化が進み、救急隊員の資質向上が提唱される中、救急救命士の再教育や生涯教育も含め、スタンダード且つ、地域特性に応じた教育カリキュラムの検討・導入は、喫緊の課題である。
また、口頭指導はもとより、PA連携や消防・ドクターヘリ要請の判断を、119番通報受信段階で判断できる通信指令課員を養成していく体制の確立も必要である。
○救急隊員・救急救命士養成課程講習
○生涯教育(再教育)カリキュラムの確立
○病院実習カリキュラムの確立
○指導救命士の育成
○口頭指導を含めたディスパッチ教育体制の確立
【メディカルコントロール】
以前よりメディカルコントロール体制の地域格差が問題となっている背景があり、メディカルコントロール全体のより一層の充実・強化に加え、格差が生じている地域を、いかにボトムアップしていくかの検討、取組みが必要である。
○メディカルコントロール体制の充実・強化
○救急隊員が行う処置のあり方
○プロトコール体制の格差是正
○常時指示体制の格差是正
○事後検証体制の格差是正
【救急搬送・受入れ体制】
 改正消防法が施行され、徐々に実施基準の策定など、円滑な救急搬送・受入れ体制構築に向け、整備がなされている。今後、これらを踏まえ、特殊科目対応など、更なる充実・強化に向けた搬送・受入体制を目指し検討を進めていく必要がある
○救急車適正利用対策
○患者等搬送事業者の活用
○搬送・受入困難事例対策
○現場滞在時間の短縮
○救急医療選定システムの整備
○効果的搬送・受入れ基準
【消防と医療の連携】
東日本大震災により都道府県防災ヘリや消防ヘリの活用、更にDMATとの連携の重要性を再認識した。この教訓をもとに、今後、消防機関と医療機関相互の連携強化について、一層の検討・取組みを行う必要がある。
○ドクターカーの活用
○ドクターヘリの活用
○都道府県防災ヘリ及び消防ヘリの活用
○救急医療情報システムの活用
○DMATとの連携
【救急業務のあり方】
高齢者福祉施設、救急常習者他、多様化する傷病者層により救急需要が高まっている背景の下、これら対応するためには、消防だけでは限界があり、医療及び行政を含め一層の連携強化による救急業務の総合力向上にむけた検討・取組みが必要である。
○救急需要対策
○消防広域化と救急業務
○救急業務の地域格差是
○救急救命士2名体制
○報告書データの活用
○患者等搬送事業者の活用
【応急手当普及啓発活動】
 救急蘇生法の指針改訂では、胸骨圧迫の重要性がより強調された。PADによる救命率向上と、更なる国民への救命講習普及に向け、より効果的な受講形態など、バイスタンダーのスキルアップや効率的な講習を展開するための研究や取組みが必要である。
○学校教育との連携・協力
○応急手当普及員(消防団員含む)の養成
○応急手当訓練用資器材の活用方法
○効果的な胸骨圧迫の習得方法
○バイスタンダーの災害補償
○応急手当普及啓発の統計及び分析
【重症度・緊急度判断、トリアージ】
各地域で改正消防法による実施基準策定から、コールトリアージ・救急搬送トリアージが定着しつつある中、更なる充実・強化にむけた、より効果的な重症度・緊急度判断の一層の検討が必要である。
○重症度・緊急度判定システムの整備
○コールトリアージ
○救急搬送トリアージ
○トリアージタッグの活用
○傷病者情報伝達基準
【救急業務における安全管理】
救急業務中において様々な危険が潜む環境下で、救急隊員の安全管理をいかに確立させるかは、永久の課題であり、これらの検討・研究・取組みは必要不可欠である。
○各種事故防止・危機管理対策
○救急隊員のリスクマネジメント
○ヒヤリハット事例研究
○各種トラブル対策
【救急業務における訴訟及び労務管理対策】
傷病者や家族などからの苦情等への対応や、様々なストレスが発生する状況下で、訴訟・クレームなどの対応策や、救急隊員のストレス・労務管理など、フレキシブルに対応を図る必要がある。
○訴訟・クレーム対応
○情報開示・情報提供
○救急隊員のストレスケア
○救急隊員の労務管理
10 【救急業務等における情報技術】
近年、救急現場においてICT機器を駆使した活動が見られるようになり、今後さらにそれら情報技術を幅広く活用し、救急業務等の効率化を図るための研究・取組みは、重要不可欠である。
○救急医療情報システムの整備
○通信・指令情報システムの整備
○ICTの有効活用・研究
○ドライブレコーダーの有効活用・研究
○FASTの有効活用・研究